皆さん、こんにちは。証券会社で営業職をしている田中一郎と申します。私は大学卒業後、新卒で証券会社に入社し、個人投資家の方々に金融商品の提案を行っています。
20代の皆さんは、将来のお金のことをどれくらい考えていますか？学生ローンの返済、結婚、出産、住宅購入など、人生の大きなイベントには多額の費用がかかります。また、長寿社会と言われる現代、老後資金の準備も欠かせません。
しかし、将来のお金の不安を抱えながらも、具体的な行動を起こせていない人が多いのが現状です。私も新社会人の頃は、投資には興味があったものの、何から始めればいいのか分からず、なかなか一歩を踏み出せませんでした。
そこで今回は、20代のうちから始められる資産形成の方法をご紹介します。投資の基礎知識から、おすすめの運用方法、続けるコツまで、実践的な情報をお伝えしていきます。
将来のお金に困らないためには、今から準備を始めることが大切です。ぜひ、この記事を参考に、自分に合った資産形成の第一歩を踏み出してみてください。
20代におすすめの資産形成法
- 積立投資
- NISA、iDeCoの活用
- 投資信託、個別株投資
いずれも少額から始められるのが特徴です。まずは興味のある方法から試してみましょう。
目次
20代のお金事情：なぜ資産形成が必要？
今の生活、将来設計、お金の不安
20代は、社会人としてのスタートを切り、自立した生活が始まる時期です。一方で、将来に対するお金の不安を抱える人も少なくありません。
- 学生ローンの返済
- 結婚、出産、子育てにかかる費用
- 住宅購入や老後資金の準備
などが代表的な悩みでしょう。実際に、金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査」（2021年）によると、20代の約6割が「老後の生活資金が不安」と回答しています。
将来の不安を解消するには、早いうちから計画的にお金を貯め、増やしていくことが重要です。そのためには、まず自分の収支を把握し、余剰資金を見つけることから始めましょう。
早期スタートのメリットとは？
では、なぜ20代のうちから資産形成を始めるべきなのでしょうか。その最大のメリットは、「時間を味方につけられる」ことです。
資産運用には複利の力があります。複利とは、元本に利息が付き、その元本と利息に、また利息が付いていく仕組みのこと。長期間運用するほど、資産が雪だるま式に増えていくのです。
例えば、毎月5万円ずつ積み立てて年利3%で運用した場合、20年後には約1,900万円、30年後には約3,500万円になると試算されます（あくまで目安です）。
時間を味方につけるには、若いうちから始めるのが一番。20代は、人生の中でも最も時間があり、資産を増やすチャンスに恵まれた時期なのです。
資産形成の基礎知識：知っておきたいお金のこと
貯金・投資・節約の基本
資産形成を始める前に、お金の基本を押さえておきましょう。お金を増やす方法は大きく分けて3つあります。
- 貯金：定期預金など、元本が保証された金融商品で資金を蓄える方法
- 投資：株式や投資信託など、値動きのある金融商品で資産を増やす方法
- 節約：無駄な出費を減らし、手元に残るお金を増やす方法
この中で、特に若い世代におすすめなのが「投資」です。将来のために貯金は必要ですが、預金金利が低い現在、貯金だけでは資産を十分に増やすことが難しいからです。
投資と聞くと、ギャンブルのようなイメージを持つ人もいるかもしれません。しかし、投資には「分散投資」や「長期投資」といった考え方があり、リスクを抑えつつ、着実にリターンを狙う方法があるのです。
複利の効果とリスク管理
先ほども触れた通り、長期投資には複利の効果があります。20代の若い時期から投資を始めることで、その効果を最大限に活用できるでしょう。
ただし、投資にはリスクがつきものです。投資先の価格が下落すれば、損失を被る可能性があります。そのリスクを管理するために大切なのが、「分散投資」の考え方です。
分散投資とは、さまざまな金融商品に資金を分散して投資すること。一つの商品に集中投資するのではなく、株式、債券、不動産など異なる資産に投資することで、リスクを軽減するのです。
また、投資では長期的な視点を持つことも重要です。株式相場は短期的には上下しますが、長期的に見ると右肩上がりに成長してきました。一時的な値動きに一喜一憂するのではなく、10年、20年先を見据えて、ゆっくりと資産を育てていきましょう。
20代におすすめの資産形成術：具体的に何をすればいい？
積立投資のススメ：少額からコツコツと
投資を始めるなら、まずは「積立投資」がおすすめです。積立投資とは、毎月一定額を投資信託などに投資していく方法のこと。一度にまとまった資金を用意する必要がなく、少額から始められるのが魅力です。
投資信託の中には、月1万円から積み立てられるものもあります。給与の中から無理のない金額を決めて、コツコツ積み立てていきましょう。積み立てを続ける中で、投資の知識や経験も自然と身についていきます。
私が勤めるJPアセット証券でも、投資信託の積立サービスを提供しています。当社では、お客様の年齢やライフプランに合わせて、最適な投資信託の提案を行っています。投資は早ければ早いほど有利ですので、ぜひ20代のうちから始めてみてください。（出典：ＪＰアセット証券の評判・口コミ一覧（全17件）【就活会議】）
NISA・iDeCo活用術：税金がお得に
投資での税金対策として、活用したいのがNISA（ニーサ）とiDeCo（イデコ）です。
NISAとは、少額からの投資を後押しする税制優遇制度のこと。ある一定の非課税枠内で投資すれば、利益に税金がかかりません。20代の社会人なら、特に「つみたてNISA」の利用がおすすめです。
iDeCoは、個人型確定拠出年金のこと。会社員なら、勤め先の企業型確定拠出年金とあわせて活用することで、老後資金をさらに手厚く準備できます。掛け金は全額所得控除の対象になるため、節税効果もあります。
NISAやiDeCoを賢く使うことで、税金を節約しつつ、効率的に資産形成を進められます。自分に合った制度を選び、活用していきましょう。
投資信託・個別株：自分に合った選び方
積立を続ける中で、徐々に投資の幅を広げていくのもおすすめです。
投資信託は、値動きの異なる複数の株式や債券に投資する金融商品。プロのファンドマネージャーが運用してくれるため、投資の知識がない人でも始めやすいのが特徴です。JPアセット証券では、お客様の資産状況やリスク許容度に合わせて、最適な投資信託をご提案しています。
個別株は、自分で企業を選んで投資する方法。配当金や値上がり益を狙うことができます。ただし、個別銘柄のリサーチには手間と時間がかかるため、最初から個別株中心の運用は難しいかもしれません。
まずは投資信託からスタートし、知識と経験を積みながら、徐々に個別株に挑戦していくのがおすすめです。
投資信託の選び方
- 投資目的に合った商品を選ぶ
- 手数料の安い商品を選ぶ
- 信頼できる運用会社の商品を選ぶ
JPアセット証券の投資信託は手数料が業界最低水準。ぜひ一度ご相談ください。
資産形成を成功させる秘訣：継続のコツと注意点
目標設定とモチベーション維持
資産形成で最も大切なのは、「継続すること」です。投資において、タイミングを見計らうのは難しいもの。むしろ、相場の波に惑わされず、淡々と積み立てを続ける方が結果的に良い運用成績につながります。
ただ、それを続けるのは簡単ではありません。モチベーションを保つためには、明確な目標を持つことが大切です。
- 3年後の海外旅行資金を100万円貯める
- 30歳までに投資資金を500万円に増やす
など、具体的な目標を設定しましょう。目標が明確なら、多少の値動きがあっても、動揺せずに続けられるはずです。
情報収集とプロのアドバイス活用
また、投資を続ける上では、常に情報収集を怠らないことも大切です。経済ニュースをチェックして、市場動向を把握しましょう。ただし、情報に振り回されすぎないよう注意が必要です。
分からないことがあれば、証券会社の営業担当に相談するのも良い方法です。JPアセット証券では、お客様一人ひとりに担当者がつき、資産運用のサポートを行っています。投資のプロとして、お客様の疑問にはできる限りお答えしますので、お気軽にご相談ください。
注意点
- 無理のない資金計画を立てる
- 投資先の分散を心がける
- 短期的な値動きに惑わされない
以上のことに気をつけながら、コツコツと続けていきましょう。
まとめ：20代から始める明るい未来設計
将来のお金の不安は、誰しも抱えているもの。でも、だからこそ、早めの資産形成が大切なのです。
20代のうちから投資の基礎知識を身につけ、長期的な視点を持って資産を育てていく。それが、将来の選択肢を広げ、人生を豊かにするための第一歩となるでしょう。
まずは、自分の収支を把握し、無理のない範囲で積立投資を始めてみてください。NISAやiDeCoの活用もおすすめです。証券口座の開設は、意外と簡単。まずはJPアセット証券の担当者にご相談ください。
20代の皆さんが、お金の不安から解放され、夢や目標に向かって突き進めますように。ぜひ、明るい未来設計のスタートを切ってください。応援しています！
